大学受験生の皆さん、河合出版のハイレベル理系数学という問題集はご存知ですか?
ハイレベル理系数学は、大学受験業界で最も難しいと言われている数学の問題集です。
実はこの問題集、私が東大を目指して浪人していた頃に使用しておりました。笑
実際に使ってみた感想や評判を知りたい方もいると思われますので、ハイレベル理系数学についてまとめてみました。
結論からいうと、とても良い問題集です。
確かに難易度はものすごいですが、青チャートなどで基礎を押さえた上であればなんとか取り組むことができ、幅広い問題に対応できるようになります。
以下、ハイレベル理系数学のよいところを5つ示します。
ハイレベル理系数学のよいところ
別解が豊富
ハイレベル理系数学以外の問題集と比べて、別解が豊富です。
普通の問題集は1つの問題につき別解があっても1つくらいなのですが、ハイレベル理系数学は1つの問題につき1~5個の別解があり、解答の幅を大きく広げることができます。
解説が丁寧
青チャートや赤本と比較しても、解説が丁寧です。
解答のポイントが記されているのはもちろんのこと、大学の教養課程で学ぶ数学の知識を交えつつ、深い部分から問題が解説されております。ゆえに、本質的な理解が可能です。
問題数が多い
収録問題数は例題が50題の演習問題が150題とかなり多いです。これ1冊があれば最難関大レベルの問題演習に困ることはなさそうです。
また、例題のみでしたら50題で収まるので、問題数を少なく抑えたい方でも利用することができます。
難易度が高い
デメリットにもなり得ますが…。笑
市販の問題集の中で最高難易度だと言われております。
故に、この問題集をきちんと行えば、たとえ東大入試でも困ることはほとんどないと思います。少なくとも、いくら難しい問題が出てきても怯むことはなくなりますね。笑
もう少し難易度を抑えたい方にはやさしい理系数学がオススメです。やさしいとかいいつつ全くやさしくないみたいですけど。笑
解答を見やすいレイアウト
例題は青チャートの例題と同様に問題のすぐ後に解答が書いてあります。演習問題は別冊に解答がまとめられてあります。
ゆえに、問題と解答を見比べる際にページをペラペラめくる必要がなく、勉強がすごくはかどります。
最後に
参考書に詳しい方の間では有名な問題集です。難しすぎて使用しづらいという評判もありましたが、実際に使ってみるとすごく良い問題集でした。
特に、数学の本質的な理解をしなければならない東大受験生に対しては強くオススメできます。
難易度の高い数学の問題集を探している方は、取り組んでみてはいかがでしょうか?
コメントを残す