皆さん、「エビングハウスの忘却曲線」をご存知ですか?
エビングハウスの忘却曲線
ヘルマン・エビングハウスの提唱した、記憶の中でも特に中期記憶(長期記憶)の忘却を表す曲線。
(画像はこちらから引用しました。)
つまり、「頑張って暗記をしても、翌日には大部分を忘れてしまっていますよ」という理論ですね。
まあ確かに、感覚的に当てはまるかもしれません。
この忘却をなるべく軽くするために、「こまめに復習しましょう」というアドバイスをされることが多いのではないでしょうか。
(先ほどと同様に、画像はこちらから引用しました。)
上記のグラフを言語化すると、以下のようになります。
上記のグラフを言語化すると
- まずはしっかり覚える
- 2日後に復習する。
- 1週間後に復習する。
- 1ヶ月後に復習する。
ただ、これって大変ですよね。
「勉強は大変なものだ!」と言われればそうかもしれませんが…。
この曲線を見て、こうは考えられないでしょうか?
エビングハウスの忘却曲線を別の視点で見ると
暗記科目は忘却曲線が示すとおり、こまめに復習しなければ忘れてしまうので、年間計画を以下のように考えよう。
- 年度の前半は暗記科目に一切触れずに、それ以外の科目(数学、現代文etc)を仕上げる。
- 年度の後半で一気に暗記科目を仕上げ、復習の回数を減らす。
この方が、復習の回数を少なくすることができますよね。
復習の回数を少なくすることができれば、その分の時間を予習や過去問演習に割くことができます。そうなると他の受験生と比較して大きく学力を伸ばすことができますよね。
「常識を疑う」と、より効率的に物事が進むかもしれません。
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