受験生のみなさん、リスニング対策はどのようにされておりますか?
英語の音源を聴き流しているだけの方も多いと思われます。ただ、それだとなかなか英語が聴き取れるようにはならないんですよね。
英語の音源は、以下のように「聴き取れるもの」と「聴き取れないもの」の2つに分けることができます。
聴けないものをいくら聴いても、それはただの呪文にしか聴こえないはずです。例えばアフリカのとある民族の唄を聴いているのを想像してもらえればわかると思います。何度聴いても意味がわかるということはないはずです。
英語の場合は単語や文法がある程度わかっておりますし、適宜スクリプトを見たりして多少は理解していくでしょうけど、それだけだと細かい音の違いを捉えられるようになるまですごく時間がかかってしまいます。
上記の図の壁を超えるためには、具体的に英語を声に出してみることが大切です。音源を真似て、上手に発音できるように何度も声に出してみましょう。
「上手に発音できた」=「自分が音声を認識できた」(つまり壁を超えられた)ということです。
この「音源を真似て、上手に発音できるように何度も声に出して」みるのに、スタディサプリ ENGLISHというアプリがすごく向いております。自然な形で発話とリスニングを繰り返すことができ、短期間でリスニングの能力を大きく向上させることができます。
値段の方も月額980円(税抜)と、とてもリーズナブルな値段で利用することができます。
私も現在このアプリを利用しており、リスニング能力がかなり向上しました。私の体験談を交えながら、スタディサプリ ENGLISH
スタディサプリENGLISH
ホーム画面はこんな感じで、学習時間を把握することができます。
1週間の学習時間の目標を設定することができ、モチベーションを維持することができます。
このホーム画面の「デイリーレッスン」のボタンをクリックすると、レッスン一覧から好きなレッスンを選ぶことができます。
レッスンをクリックすると、以下のように5つのセクションに取り組むことができます。
以下で、スタディサプリENGLISHの5つのセクションについて説明します。
内容理解クイズ
2人の対話を聴き取り、クイズに答えるセクションです。
最初に4択のクイズが3問出題されます。東大やセンター試験、TOEIC、英検のリスニングと同様の形式ですね。最初はなかなか聴き取れないのですが、他のセクションと合わせて訓練することにより、徐々に聴き取れるようになります。
次に単語が読み上げられて、その意味を答える4択のクイズが出題されます。解答時間が制限されており、英単語の意味を素早く捉える練習になります。
読み上げられた単語と近い音の単語の意味などが紛れており、クイックレスポンスを鍛えるのに絶妙な4択となっております。
ディクテーション
音声を聴いて、文字に書き起こすセクションです。
最初は何度も音声を聴かなければ書き起こすことができないのですが、繰り返し行うことで、細かい音の違いの聴き分けや消える音の特徴の把握ができるようになります。
会話文チェック
対話文のスクリプトと和訳を見ながら、英文を何度も聴き直せるセクションです。他のセクションで曖昧だった英文の意味や音声を、このセクションで確認することができます。
なりきりスピーキング
片方の立場を選択して、対話をすることができるセクションです。
片方の立場になりきって英語を話すことにより、英語の発音が上手になり、リスニングやスピーキングの能力の向上につながります。
私も使ってみたのですが、音の特徴を捉えながら大きな声で発音しないと聴き取ってもらえません。若干ストレスは溜まりますが、綺麗な発音を身につけるのにはすごく良い仕様です。
表示する文章は英語と日本語で選択することができます。最初は英語にして、慣れてきたら日本語にしてみましょう。
日本語表示で対話ができるようになっている頃には、スピーキング力が大きく向上しているはずです。
クイックレスポンス
日本語の文章を英語で話すセクションです。
英文を暗記していなければ答えることができず、他の4つのセクションと比較してもっとも大変なセクションだと思います。
英文を暗記するのは大変ですが、このセクションを通じて様々な表現を覚えることで、スピーキングやライティングを中心に、英語の能力を大きく引き上げることができます。
最後に
昔は紙とCDでリスニングを鍛えるしかなかったですが、今はスマホ1つでリスニングの能力を大きく引き上げることができます。
加えて、なりきりスピーキングやクイックレスポンスにも真剣に取り組むことで、スピーキングやライティングの能力も大きく引き上げることができます。
スタディサプリ ENGLISH
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