この記事は私がオーナーとして以前に運営しておりましたオンラインサロン「大学合格サロン」でのやりとりを、加筆訂正した上でまとめたものです。
サロン生と私の会話
ラーメン食べながら思いついたことを書きました。
個人的には面白い視点だと思うんですけど…。
多分、直前期の勉強にも活きる内容だと思います。
大した高校ではないですが、うちの学校ではフォーカスゴールド+過去問が京大であれ阪大であれ基本です。
プラチカや予備校などは記事にある理由の通り推奨されていません。
個人的には他大や塾のテキストに触れて様々な問題に慣れるのも悪くはないと思いますが…。
まあ、私もそこまで悪くないとは思うんですけどね。
この他大や塾のテキストに触れるのは、大雑把に大量のインプットをするためですよね。
「今自分がやっている勉強がどの工程の事柄なのか」はしっかり意識しないと、色々と塩梅を間違えるのかなと思います。
よく数学で思うのが、
- 得意な人は網羅系を完璧にやればどこでも受かる
- 苦手な人は網羅系をやってても過去問が解けない
この差はなんなんだろうって思ってます。
単純に量とかの問題ではないと思うのですが…。
いわゆる偏差値65と70の壁といいますか…。
単純にやりこみが足りないのかなと。
数学できる方全員が問題集をやり込んでいるとは思いませんが、数学できない方は問題集のやり込みが足りないと思っています。
あくまで私の感覚的な意見ですけど…。
「途中式とかもそこそこに、とりあえず正解にたどり着けることを目的に問題集を全部やればいいや。間違えた問題もやり直したりとかはせず、ざっくり3周くらいやればいいでしょ。」
なんとなくですが、できない方はこんな考えでやっているのではないでしょうか。
なんとなくでしかないんですけど。
それでそこそこの成績になるからまた差が開くのでしょうね。
まあ、普通の高校生は青チャート例題を3周とかやらないですからね。適当に周数を重ねるだけでもセンター8割、河合偏差値65くらいは到達してしまうんですよね。
その偏差値65が二次試験では太刀打ちできない、みたいな。
まさに。
その通りですね。
やり込まずにできる人と、やり込みが足りなくてできない人の違いはなんでしょう?
当人たちが認識していないインプットではないでしょうか。
数学的な素養が含まれる趣味、読書量、家庭環境、などなど。
発想だけなら凡人でも考え方の枠組みを作れば乗り越えられると思います。
数学に強い人は自然とその枠組みを持っているだけではないでしょうか。
私もそう思います。
大学の教養過程レベルであれば、きちんと訓練すれば普通にできるようになると思います。
数学の発想が弱い人は、上の画像の1.2.3を考えることなく真っ先に解答を書く傾向があると思います。
どれだけチャートで知識を詰めても、1.2.3で問いの条件と求めていることを理解しないと、知識の応用はできませんから…。
なんとなくですけど、同意です。
私が現役の時(東大数学レベルで超苦手)と浪人の時(東大数学レベルで普通くらい)で比較すると
前者がいきなり4
後者が1→2→3→4
だったので…。
その画像、何の教材ですか?参考にしたいです。
こちらですね。
ちなみに上の1.2.3.4の枠組みはGポリアという数学者の本の引用です。
ありがとうございます!
これがそのGポリア本人の本の枠組みのリストです。
受験にここまでは必要ないと思いますが、数学以外にも応用できる考え方で非常に面白いです。
現代で言うPDCA的発想です。
なるほど。
こんな記事書いたんですけど、どう思いますか…?