こんな質問にお答えします。
ここでいう映像授業とライブ授業は以下のようなものです。
- 映像授業…スマホやパソコンで受けられる動画形式の授業。東進やスタディサプリなどで展開している形態。
- ライブ授業…生授業とも。1つの教室に数十名~数百名の受験生が座って、講師が受験生の前に立って行う授業。多くの学校や河合塾、東進などで展開している形態。
結論:映像授業の方がライブ授業よりも断然優れています
学力を伸ばすという観点において、映像授業の方がライブ授業よりも断然優れております。
映像授業の方が優れているのは、以下の3つの理由です。
何度も見直し可能
いくら集中して授業を受けても、受け終わった時に頭に入っている内容は2~3割くらいだと思います。
ノートを効率よく取っても5割くらいなのではないでしょうか。
なので、授業を何度も受けることができないのであれば学習効率は極めて悪いです。
その点を比較すると、映像授業は何十回でも授業を受けることができますが、ライブ授業の場合は1回しか受けることができません。
速度調整が可能
その方によって相手の話すスピードの好みはあると思いますし、何度も授業を受ける場合は徐々にスピードを上げていった方が効率よく勉強ができるはずです。
なので、映像授業のように速度調整ができるとかなり嬉しいですよね。
対してライブ授業は、当然ですが1倍速でしか受けることができません。
こちらも映像授業の方がライブ授業よりも優れている理由の1つです。
品質が高水準に保たれる
映像授業であれば何度も撮り直しができるので、ベストショットを集めれば最高の授業になります。
講師の気分や体調が優れなければ後日撮り直せば良いですし、映像授業のリリース後に数値データ(この部分が早送りで飛ばされている、など)や受講者の声を把握した上で修正をかけることも可能です。
なので、映像授業は(講師のレベルに関わらず)高品質になりやすいです。
一方でライブ授業は、講師の気分や体調に授業の質が大きく左右されます。
特に人気講師の方は激務で気分や体調にムラができやすく、常に高いレベルの授業をすることはとても難しいです。
では、ライブ授業のメリットは?
ここでライブ授業のメリットをいくつか挙げてみましょう。
- 臨場感がある
- 同じ教室で受けている受講生と仲良くなれる
- 講師に質問ができる
以上のメリットはあるに越したことはないんですけど…。
意識付けがしっかりできていれば臨場感がなくても集中して勉強に取り組めると思いますし、受験仲間は(個人的には)必要ないと思いますし…。
講師に質問できる点についても、授業がしっかりしていればそもそも質問は生じないですからね…。
こちらの記事でも言及しているので、参考にしてもらえると。
まとめ
以上から、映像授業がすごくオススメです。
メジャーなのは東進とスタディサプリですが、東進はあまりオススメしないですね…。
模試とかは良いのですが、映像授業は値段に見合っていないような気がします。
元東進生としてこんな記事を書いたので、こちらも参考にしてもらえると。
スタディサプリはすごくオススメです。
月額980円で全ての授業を受けることができますし、テキスト代も1講座1,200円くらいとこれまた安いです。
(テキストの内容はpdfで全て確認できます。)
塾に通う前に、まずはスタディサプリで映像授業を体験してみるのが良いと思います。
塾に通いたくて、今いろいろと調べています。
様々な検討ポイントがあるのですが、特に映像授業とライブ授業はどちらにしようか迷っています。
映像授業は便利な一方で、ライブ授業はなんか特別感があるので…。
どちらが良いと思いますか?