センター化学基礎の勉強法まとめ【2週間で8割超えます】

センター試験で化学基礎を選択される受験生のみなさん、化学基礎の勉強は順調ですか?
覚えることが多い上に、特に理論や有機の分野については暗記だけでは現象が理解できず、解答することが難しい問題も多いですよね。

今回はそんなセンター化学基礎の勉強法について説明します。
私は東大入試にて、化学が38(/60)点でして、そこまで苦手とはしておりませんでした。
そんな私の受験生時代の経験と、家庭教師としての経験からこの記事を書きました。
ひとつの考え方として参考にしてもらえると嬉しいです。

注釈

この勉強法は以下の関連記事の考え方をもとにしております。

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各分野で意識すると良いこと

化学には理論・有機・無機の3つの分野がございまして、「理論化学→有機化学→無機化学」の順に習得すると知識が身につきやすいです。
理論化学は分野に関わらず必須の知識であるので最初、無機化学は暗記色が一番強いので最後に回します。
だいたいで大丈夫なので、この順番は意識するようにしましょう。

また、各分野で意識すると良いこともございまして、それを以下で説明します。

理論化学

理論化学は数式の意味を理解することが大切です。
数式の意味からしっかり理解することで、化学の現象を本質的に捉えることができるようになります。
まずは高校数学を完璧にしてから化学に着手した方が、理解は早いはずです。

数学

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有機化学

有機化学を習得するのに、ある程度暗記することも出てきます。その際に丸暗記をするのではなく、電気的な結合を意識しましょう。電子がどちらの原子に引っ張られているか、電子がどの位置にあるか、などです。
そうすることで、暗記が楽になったり、構造を推定しやすくなったりします。
教科書にはあまり書いていないことなので、適宜ググりながら理解しましょう。

無機化学

他の分野と比較して、丸暗記をせざるを得ないものが多いと思います。
ただ、現象に理由があるものも多く、それらについては理由からしっかり理解することをオススメします。暗記がしやすくなるだけでなく、その理由自体が問われることもあるからです。
こちらも教科書には書いていないことが多いので、適宜ググりましょう。

1冊を完璧にすれば8割くらいは取れるようになります

教材をあれこれやるのも大変なので、1冊に絞り込みましょう。
オススメは「ハンドブック 化学基礎の要点整理」です。
私は受験生時代、地理の勉強でハンドブックを使っていたのですが、要点がきれいに整理されておりまして、とても勉強しやすかったです。
センターレベルでしたら、学研のハンドブック1冊だけで十分な知識が手に入ると思います。
以下の使い方を参考に、内容を完璧に頭に入れましょう。

ハンドブックの使い方
  • 文章を全て音読する。
  • 重要な用語や反応式にはマーカーを引く。
  • 重要な用語や反応式を数回書き写す。
  • 過去問演習のときに辞書の代わりに使用する。

あとは過去問を解く

ハンドブックをしっかり取り組んだら、あとは過去問の演習を積み重ねましょう。

注釈
間違えた問題は、解けるようになるまで繰り返し解きましょう。
関連記事も参考にしてもらえると嬉しいです。
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