受験生のみなさん、模試を受けた後に受けっぱなしにしていませんか?しっかり復習できていますか?
何度も模試を受けているにも関わらず、模試の復習のやり方がわからない方が多いと思われます。
そこで今回は、確実に身につく模試の復習マニュアルを書きました。
科目別にやるべきことが具体的に書かれており、それに沿って行うだけで復習が完了します。
参考にしてもらえると嬉しいです。
- 東進の東大本番レベル模試を例に説明しております。
- 私が受験生時代に行っていたやり方に少し改良を加えたものです。家庭教師の生徒様にもこの通りに復習をしてもらっております。
目次
模試の復習はその日中に
模試のあとは疲れているかもしれませんが、その日のうちに着手して早めに終わらせましょう。
というのも、模試は普段の勉強と違って手元に自分の解答がなく、記憶を頼りに復習をすることになるためです。
記憶が曖昧でないうちに復習を終わらせてしまいましょう。
国語
解答用紙が返却される前
- 自己採点
・採点基準があればそれに従う。なければ自分なりに採点(○、△、×くらいの粗い採点でOK)。
・点数をシートに記入。 - 解答解説の熟読
・解答解説を読んで、解答プロセスを理解。
・理解が不十分な言葉は確認&数回書き写しを行う。 - インプット
・現代文…模範解答を2回以上書き写し、2回以上音読。
・漢字…間違えたもののみ5回以上書き写し。
・古文と漢文…模範解答を2回以上書き写し、2回以上音読。 - 問題文や設問文の熟読
・わからない言葉は意味を調べ、数回書き取り&発音を行う。
・現代文…問題文を2回以上音読。
・古文と漢文…問題文を5回以上音読。
解答用紙が返却された後
- 自己採点と採点官の採点の比較
・自己採点と採点官の採点とのズレを把握し、自己採点能力の向上に努める。 - 自分の解答と模範解答の比較
・自分の解答と模範解答の違いを把握し、記述能力の向上に努める。
数学
解答用紙が返却される前
・採点基準があればそれに従う。なければ自分なりに採点(○、△、×くらいの粗い採点でOK)。
・点数をシートに記入。
・解答解説を読んで、解答プロセスを理解。
・理解が不十分な定義は確認&数回書き写しを行う。証明の理解が不十分な公式は手を動かして証明を行う。
・模範解答を2回以上書き写し。解答用紙が返却された後
・自己採点と採点官の採点とのズレを把握し、自己採点能力の向上に努める。
・自分の解答と模範解答の違いを把握し、記述能力の向上に努める。地歴&理科
解答用紙が返却される前
・採点基準があればそれに従う。なければ自分なりに採点(○、△、×くらいの粗い採点でOK)。
・点数をシートに記入。
・解答解説を読んで、解答プロセスを理解。
・理解が不十分な概念は確認&数回書き写しを行う。
・記述で解答するものの場合…模範解答を2回以上書き写し、2回以上音読
・記号で解答するものの場合…特になし解答用紙が返却された後
・自己採点と採点官の採点とのズレを把握し、自己採点能力の向上に努める。
・自分の解答と模範解答の違いを把握し、記述能力の向上に努める。英語
解答用紙が返却される前
・採点基準があればそれに従う。なければ自分なりに採点(○、△、×くらいの粗い採点でOK)。
・点数をシートに記入。
・解答解説を読んで、解答プロセスを理解。
・理解が不十分な単熟語・文法は確認&数回書き写しを行う。
・記述で解答するものの場合…模範解答を2回以上書き写し、2回以上音読
・記号で解答するものの場合…特になし
・わからない単熟語は意味を調べ、数回書き取り&発音を行う。
・全ての英文を20回以上音読。解答用紙が返却された後
・自己採点と採点官の採点とのズレを把握し、自己採点能力の向上に努める。
・自分の解答と模範解答の違いを把握し、記述能力の向上に努める。
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