高校生のお悩み相談に乗ることがあるのですが、何か壁にぶつかった時に「もっと頑張ります!」などと決意を新たにする方が多いように思えます。
でも、実際にそれで何かが変わるのでしょうか?
短期的な行動は変わるかもしれませんが、時間が経つと以前の習慣に戻っている方が多いように思えます。
これは、以前にマッキンゼー&カンパニー日本支社の社長をされていた大前研一さんの言葉です。
人間が変わるための3つの方法 by 大前研一
人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。
壁にぶつかった時にその壁を乗り越えるためには今までとは別の行動を起こせなければなりません。
その行動を継続的に起こすためには、人間という意志の弱い存在が「決意を新たにする」のではなく、具体的な制約を自分に課すことが必要になります。
決意を新たにして短期的に行動が変わっても、人間の意志は弱いのですぐにかつての習慣に戻ってしまいます。
これが「決意を新たにしても、結果は何も変わらないたった1つの理由」です。
壁にぶつかった時は「決意を新たにする」のではなく、自分ができていないことと正面から向き合い、具体的な制約を自分に課すことにより根本的な解決をするようにしましょう。そうすれば自然と結果がついてくるはずです。
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