注釈
この記事は私がオーナーとして以前に運営しておりましたオンラインサロン「大学合格サロン」でのやりとりを、加筆訂正した上でまとめたものです。
サロン生からの質問
質問に対する私の答え
百人一首の暗記は流石に無駄だと思います…。
百人一首は古文の読解に活きるのか疑問なので、普通に古文を音読した方がはるかに成長すると思われます。
なるほど…。
2017年の出題の意図で、「百人一首程度は基本事項として覚えているのが普通だ」という発表が大阪大学からあったので質問させてもらいました。
そうなんですね。
ただ、言っていることとやっていることが違うというのは往々にしてあることなので、実際の過去問を見て要不要を判断するのが大切だと思われます。
「本歌、作者を問う」といった直接的な知識問題は少なく、和歌の解釈を問う問題が中心ではあります。
でしたら、百人一首を暗記せずとも文脈と文法知識でなんとかなると思っています。
仮に和歌の知識問題が出題されても、配点も微々たるものですし、捨てても良いのではないでしょうか…。
英数国で3分割されている中で、さらに国語で3分割されたのが古文で、その中でさらに和歌って一部でしょうから…。
それか、根本的な解決になっていないかもしれませんが、古典で取れない分を英数と現代文で稼ぎ切るとか。
医学部でもない限り、そんな高得点を求められる二次試験は少ないでしょうから。
わかりました
ありがとうございます!
いえいえ
頑張ってください!
二次試験の古文で和歌の出題(和訳・本歌を問う知識問題など)があるのですが、今から百人一首を覚えることについてどう思いますか?
また、百人一首の暗記をしながら古文の能力(文法事項、和訳の能力)を効率よく上げていくような方法は何かありますか?
それとも、百人一首などの学習はせず、センターや二次試験の過去問の古文の音読を中心に勉強を進めていくのがいいでしょうか?