受験生のみなさん、センター試験の社会でどの科目を取るかはもう決まってますか?
社会には多くの科目があり、どの科目を選ぼうか迷っている方も多いと思われます。
そこで今回は、「70~90点を取るのに必要な勉強量」および「90~100点を取るのに必要な勉強量」という観点から各科目の特性を考察した上で、科目を選択できるような記事を書きました。
この記事の結論のところだけを見てもらえれば、タイトルの通り3秒で志望校に合った選択科目を決められるようになります。
目次
センター地歴公民の各科目の特性
日本史、世界史
- 70~90点を取るのに必要な勉強量:★★★
- 90~100点を取るのに必要な勉強量:★★☆
覚えなければならない用語が多く、かなりの勉強量が必要となります。
一方で、暗記量に比例してセンター試験の点数が伸びやすいので、センター試験で90~100点を取るのには向いている科目です。
地理
- 70~90点を取るのに必要な勉強量:★☆☆
- 90~100点を取るのに必要な勉強量:★★★
私たちは普段から世界の食料や文化に触れております。
ゆえに、ある程度の知識はすでに身についており、能力の高い方であれば少しの勉強で70~90点を取ることができます。
一方で、センター試験で90~100点を取ろうと思ったら日本史や世界史以上に細かい暗記が必要になります。
政治経済・倫理
- 70~90点を取るのに必要な勉強量:★★☆
- 90~100点を取るのに必要な勉強量:★☆☆
70~90点を取るために覚える量は、地理より多く日本史や世界史よりは少ないです。
一方で、日本史や世界史と同じく暗記量に比例してセンター試験の点数が伸びやすいので、センター試験で90~100点を取るのには向いている科目です。
端的に言い表すと「日本史や世界史と同じ特徴を持ちながらも、日本史や世界史よりも暗記量が少ない科目」で、センター試験にだけ注目すると日本史や世界史よりもコスパの良い科目と言えます。
ただし、政治経済・倫理を2次試験・私大入試で使えることはほとんどないという点が日本史や世界史と比べて劣っている点です。
選択科目の選び方
以上の考察から、次のようにセンター試験の選択科目を選びます。
2次試験・私大入試で使う科目を優先的に選ぶ
上記でいろいろと考察を行いましたが、2次試験・私大入試に向けて社会を勉強していれば、科目に関わらず100点を狙えるはずです。なので、2次試験・私大入試で使う科目を優先的に選ぶようにしましょう。
- 2次試験・私大入試で使える科目には、地理や政治経済・倫理がないことが多く、自然と日本史や世界史を選ぶことが多くなるはずです。
- 日本史は大学・学部ごとに傾向の差が激しいので、複数の大学・学部を併願する場合は日本史よりも世界史を選ぶことを強くオススメします。
残りの科目は目標とする点数に合わせて選ぶ
先ほどの図を参考に、少ない労力で点数を最大化できるように科目を選びましょう。
- 目標点が70~90点:地理
- 目標点が90~100点:政治経済・倫理
- 2科目の合計の目標点が140~180点:地理 + 政治経済・倫理
- 2科目の合計の目標点が180~200点:政治経済・倫理 + 日本史or世界史
結論
- 2次試験・私大入試で使う科目を優先的に選ぶ
- 残りの科目は目標とする点数に合わせて選ぶ
1科目を選ぶ場合
目標点が70~90点:地理
目標点が90~100点:政治経済・倫理
2科目を選ぶ場合
2科目の合計の目標点が140~180点:地理 + 政治経済・倫理
2科目の合計の目標点が180~200点:政治経済・倫理 + 日本史or世界史
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